いまのドル円はレンジ相場で、
上がったと思ったら下がり、下がったと思えば上がる。
いまのチャートは、そんな感じです。
ちょっとやりにくいですね。
そこで、クロス円に目が向くと思いますが、
どの通貨ペアにするか。例えば
「ユーロ円とポンド円、どっちにしようか?」
という場面です。
もちろん、テクニカルで分かりやすい方をトレードすればいいですが、
ユーロ円をロングしているときに、ポンド円がすごく伸びて、
「ポンド円のロングの方にしとけばよかった...」
ポンド円をショートしているときに、ユーロ円がすごく下落して、
「ユーロ円のショートの方にしとけばよかった...」
ということ、あると思います。
そんな時に、どちらの通貨ペアの方がパフォーマンス期待値が高いか
はじめから簡単に判別できる方法があります。
例として、ユーロとポンド。
相場全体の流れから連動して動くことも多いですが、
ブレクジット、イギリスのEU離脱から、独自路線を進むことも多くなりました。
そのような時は、ユーロポンドのチャートを見ます。
今は、こんな感じです。
分かりやすいですね、ブレイクアウトして、アップトレンドです。
このような場面では、ユーロの方がポンドより強いので、
ロングの場合は、ポンド円よりユーロ円の方が、
パフォーマンス期待値が高くなります。
(ショートの場合は逆になります)
もちろんこのチャートを見て、ユーロポンドを直接トレードしてもいいですが、
ユーロポンドはピップバリューも高く、特徴的な動きをすることが多いので、
トレード難易度が比較的高いです。
やはり、
ドルストレートで、ユーロドル・ポンドドル
クロス円で、ユーロ円・ポンド円
の方が、やりやすいことが多いです。
このチャートだったら、
- ロングを狙う場面であれば、ユーロドル・ユーロ円
- ショートを狙う場面であれば、ポンドドル・ポンド円
になりますね。
また、ユーロポンドが、フィボナッチやサポレジ、トレンドラインなど
重要なテクニカルポイントに近づいているときは、
「そろそろユーロとポンドのバランス転換があるかも?」
ということになります。
もちろん相場に100%はありませんが、
この方法は、比較的ポピュラーで、プロトレーダーでもよく使っているです。
- ユーロ円/ポンド円
- ユーロドル/ポンドドル
- 豪ドル円/NZドル円
- 豪ドル米ドル/NZドル米ドル
などの選択の時に使えるので、覚えておくといいと思います。
豪ドル or NZドルの時は、豪ドルNZドルのチャートを見ればいいです。
では、今夜もいいトレードを!