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獲得pipsが多いほど儲かる?

投稿日:2017年1月21日

 

先週の記事 で 「FXトレードで資金を増やすには、勝率はどのくらいあればいいか?」 について書きましたが、今日はその続きで、

「毎月どのくらいpips獲得すればいいのか?」

についてです。こちらも、私のスクールやセミナーで「とても」よく質問されることのひとつです。特にビギナーのトレーダーの方からが多いです。

 

今日も結論から申し上げますと、

獲得pipsが多ければ利益が大きいとは限らない

です。

 

毎月+300pips獲得が続けられる?

相場には「波」があります。「波」は「トレンド」ともとらえられます。波が来ている「トレンド相場」の時もあれば、凪状態の「ノントレンド相場=ボックス相場」の時もあります。

 

 

上のチャートはドル円の週足チャート(2012年~2014年の3年間)で、トレンド相場とノントレンド相場の比較によく使われる、有名な期間のものです。

 

ピンクの長方形の期間は、大きく利益をとれる上昇トレンド相場です。水色の三角形の期間は、トレンドがない期間です。

特に2014年1月~8月は、8ヶ月間で値幅が470pipsしかありません。ポンド円なんか、1日で500pips動くことも多々ありますから、いかにこの期間値動きがなかったかが分かります。

一方、一番左のピンクの長方形の期間(2012年10月~2013年4月)は、7ヶ月で2500pipsも動いています。

 

7ヶ月間で2500pipsも動く期間と、8ヶ月間で500pipsしか動かない期間に、同じようにpipsを獲得し続けるのはとても難しい と私は思います。トレンド相場用のトレード手法と、レンジ相場用のトレード手法はありますが、都合よく使い分けるのはプロでも難しいです。なので、「毎月固定pipsを獲得し続けるのは難しい」と思います。

 

プロは毎月何pipsくらい取ってるの?

上記のように、ずっと継続して同じpipsを取り続けるのは、プロでも難しいです。大きくプラスの月もあれば、マイナスの月もあると思います。 マイナスの月に大きくやられなければ 、トータルで勝つことができるます。ここが大切なところです。

 

私の知っている範囲内では、 勝ち続けているプロトレーダーは、月平均+300pipsくらいのトレーダーが多い と思います。もちろん、+1000pips以上取る月もあれば、マイナスの月もあるので、1年を通じた平均ということになります。

 

獲得pipsがマイナスでも、資金は増える!

先週の記事 にも書きましたが、勝ち続けるプロは、場面場面によってロットを変えています。鉄板のところは大きく張り、微妙だけど入ってみようというところは小ロットで打診エントリーというように、ロットサイズにメリハリをつけてエントリーしています。

 

簡単な例を挙げてみます。下のようなルールで、2人のトレーダーがトレードを行ったとします。

トレードルール
  • トレーダーAさんと、トレーダーBさんが、50万円の口座でトレードを4回行う。
  • Aさんは、4回とも0.2ロット(2万通貨)の固定ロットでトレードする
  • Bさんは、毎回資金リスク約2%(-1万円)になるようにロットを調整してトレードする
  • 同じポイントでエントリーし、同じポイントでエグジット(決済)する
  • エントリー時にストップとリミットを設定し、ストップかリミットに到達するまで放置

 

2人とも、下のような結果になったとします。

共通のトレード結果
  • トレード1:ストップ50pips・リミット50pips(勝ち)+50pips
  • トレード2:ストップ100pips・リミット100pips(負け)-100pips
  • トレード3:ストップ20pips・リミット80pips(勝ち)+80pips
  • トレード4:ストップ100pips・リミット100pips(負け)-100pips

 

2人のトレード結果を比較してみます。

Aさんのトレード結果
  • トレード1:+50pips x 2万通貨 = +10,000円
  • トレード2:-100pips x 2万通貨 = -20,000円
  • トレード3:+80pips x 2万通貨 = +16,000円
  • トレード4:-100pips x 2万通貨 = -20,000円

2勝2敗、-70pips、損益-14,000円

口座残高 486,000円

Bさんのトレード結果
  • トレード1:+50pips x 2万通貨 = +10,000円
  • トレード2:-100pips x 1万通貨 = -10,000円
  • トレード3:+80pips x 5万通貨 = +40,000円
  • トレード4:-100pips x 1万通貨 = -10,000円

2勝2敗、-70pips、損益+30,000円

口座残高 530,000円

 

Aさんは口座残高がマイナスになったのに対し、Bさんは3万円のプラスになっています。差が4万6000円もついてしまいました。どこが違うのでしょう?

 

Aさんは、毎回0.2ロット(2万通貨)でトレードしているので、50万円の口座資金に対して1回の負けが-2万円(-4%)と大きく、またトレード3のように小さいストップでいけるようなチャンスの場面(押し目・戻りエントリーやリバーサルの時ですね)でも、同じように0.2ロットでエントリーしているので、チャンスの時に小さくしか取れていません。このスタイルだと、勝ち続けるのは難しいと思います。

  • 1回の最大の負けが大きい
  • チャンスに小さくしか取れていない

 

一方Bさんは、毎回ストップ幅に対してロットを調整しているので、1回の負けが最大でも-1万円(-2%)におさえられています。また、トレード3のようなチャンスの時に、一気に大きく利益を取っています。

  • 1回の最大の負けが小さい
  • チャンスに大きく利益を確保している

 

Bさんのスタイルの方が、プロトレーダーに近いです。利益を取り続けるプロトレーダーは、チャンス時に大きく利益を確保しているので、トータルでプラスに持っていくことが容易になります。

 

まとめ

上の例の比較で、注目しなければいけないのが、

Bさんは、獲得pipsが-70pipsとマイナスなのに、口座残高は+3万円増えている

というところです。

 

毎回のトレードにおいて最大リスクをおさえている(1回のトレードの最大リスクは1万円)のにもかかわらず、チャンスでは大きく取っています。

 

このように、トレードのロットサイズを適正にマネジメントできていれば、

  • 獲得pipsと利益は必ずしも一致しない
  • 獲得pipsがマイナスでも利益が出るときもある

ということが分かります。毎回同じロットでトレードし続ければ「獲得pips=損益」になりますが、それは決定的なチャンスでも小さくしか取っていないということになってしまいます。

 

毎月何千pipsを継続して取り続けるのは、不可能に近いと思います。そんなトレーダーがいたら、とっくにアラブの石油王のお抱えトレーダーになっているはずです(笑)。

変に高い目標を設定するより、月平均で+100pipsでも+200pipsでも、自分の身の丈に合った目標を設定すればいいと思います。

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